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5・6年生が加東市小高連携P.E.(体育)マスター派遣の授業を受けました

 9月30日(月)の5・6時間目に、5・6年生が社高校の体育の先生と体育科の生徒4名のサポートを受けて、跳び箱の学習をしました。小高連携は、子ども自ら進んで「健やかな体」を育めるよう運動習慣の定着と体力の向上を図ること、高校生が模範演技、児童の補助、学習支援を小学生に行うことで将来の夢を膨らませることを願い、加東市が数年前から実施している事業です。

 今回の体育科の授業では、5時間目に6年生が、6時間目に5年生が、「頭はねとび」にチャレンジしました。まずは、「頭はねとび」の動作の中で両足でける感覚をつかむために、体育館の舞台の上で三点倒立の姿勢をつくった後に、床に積み重ねた安全マットへと跳ねて着地する練習を繰り返しました。跳ねる感覚をつかんだ後には、実際に跳び箱の上で三点倒立の姿勢から跳ねて安全マットの上に着地する練習をしました。いずれの練習にも高校生が補助について安全を確保するとともに、跳ねるタイミングを教えてくれました。最後に、子どもたちの動きが上手になってきたところで、大きくはねる動作を意識させるために、補助をする高校生が個々の子どもに合わせてはねる高さを示してくれました。わずか1時間の練習でしたが、子どもたちの動きが見違えるようによくなり上達することができました。

 授業の最後には、子どもたちが授業の感想を伝えるとともに、一人一人が高校生にお礼の言葉を伝えました。高校生は、子どもたちに目線を合わせて真剣に聞いてくれました。南っ子と高校生との間に温かなつながりができました。