令和4年度

令和4年度 生徒の様子

学校オープン・防災教育講演会

 11月26日(土)1・2校時の授業参観と3年生の進路説明会、午後には防災講演会を実施しました。

 2年生は学級ごとにトライやる・ウィーク発表会を行いました。一人一人、自分の書いた新聞を示しながら、トライやるでの経験や学んだことを、自分の言葉でしっかりと発表できました。

 午後は、よみうりテレビのスケッチ予報でおなじみの気象予報士、蓬莱大介さんを講師にお招きして、防災教育講演会を開催しました。滝野地域のデータを含む多くの資料を準備して、天気予報クイズを交えながら、天気予報のしくみや災害への心構えについて話してくださいました。

 「自分だけは大丈夫」「みんなが逃げなくて大丈夫だから自分も・・・」「今までこの場所は大丈夫だったから今回も大丈夫だろう」人は、災害を目の前にすると、3つの思い込みをしてしまうのだそうです。災害への心構えとして、①災害は忘れる前にやってくる、②まさか自分がではなくて、もしかしたら自分が、③大荒れの天気の時には、一か八かで行動しないことを学びました。

 講演会後には、1年生が防災学習で作成した防災マップも活用しながら、滝野中学校で学習中に警報が発令された時の避難について確認しました。

2年トライやる・ウィーク発表会1年道徳授業防災教育講演会1年作成防災マップ

若鮎祭

 11月5日(土)本校の文化発表会『若鮎祭』を開催しました。1~3年生の合唱コンクール、吹奏楽部の演奏、図書部による絵本の読み聞かせ、有志4グループの舞台発表、3年生学年合唱とどれも見応えのある発表で、あっという間に時間が過ぎました。

 各学年の合唱コンクールは、1年生の澄んだ歌声から始まり、2年生、3年生と学年があがるにつれて大きな成長を感じました。どのクラスも、これまで力を合わせて練習を重ねた最高の出来の合唱が披露できました。特に3年生は、甲乙つけがたく、最終学年にふさわしいクラスの絆と迫力、美しいハーモニーに満ちたすばらしい合唱でした。

 吹奏楽部は、1・2年生だけでの初めての演奏発表でしたが、練習の成果を存分に発揮し、みんなの手拍子に乗って、楽しい演奏を披露しました。図書部の読み聞かせは、会場のみんなを絵本の世界に引き込みました。3年生有志4グループは、見事なピアノ連弾、スライドで部活動の写真を写しながらの歌の発表、先生を巻き込んだ大盛り上がりのダンス、そして、キレッキレの見事なダンス、と滝中生の技と芸を見事に示す発表を披露し、会場が笑顔でいっぱいになりました。

 最後は3年生学年合唱「友~旅立ちの時~」。力強く奥深い男声と澄んだ柔らかな女声のハーモニーがすばらしく、これまで一緒に過ごしてきた仲間への思いがこもった心に響く合唱でした。

 文化の秋にふさわしい誇らしい若鮎祭でした。会場の都合上、学年ごとに保護者観覧の入替をせざるを得ず、全体を通して見ていただけなかったのがとても残念です。

 

トライやる・ウィーク

 地域に学ぶ体験学習「トライやる・ウィーク」を10月3日(月)~7日(金)(一部8日)に実施しました。昨年度、一昨年度は、コロナの影響で、地域での活動ができませんでした。今年度は、117名の2年生が、3年ぶりに、滝野地域を中心とした北播磨地域の46事業所で活動をさせていただきました。各事業所では、緊張しながらもいきいきと活動する生徒の姿をたくさん見ることができました。学校では得られない体験活動を通して、仕事の大変さや充実感、働いておられる方々のすごさを感じ、将来の職業や進路について考える貴重な機会となりました。

 翌週の学校では、それまでよりも大きな声の挨拶や「がんばったで。楽しかった。」という声など、生徒たちから、楽しく充実した、学びの多い1週間であったことが伝わってきました。コロナ感染拡大が続く中、快く生徒たちを受け入れ、ご指導くださった事業所の皆様に感謝いたします。

防災教育

 今年度、本校は兵庫県教育委員会より、近年多発する気象災害に対する防災教育の推進と防災体制の充実に取り組む「気象災害モデル校」に指定されています。

 防災教育として、1年生の総合的な学習で、学校防災アドバイザーの指導を受けながら、自分の住んでいる地区の防災マップづくりに取り組みました。

 10月4日、生徒たちは、地区ごとに分かれ、各地区の方々から、これまでの水害の様子や危険な場所、防災についての備え等についてお話を聞いた後、実際に地区内を回って、危険箇所や災害時に役立つ場所などの確認をしました。それぞれの地区では、区長さんや地区の様子をよくご存じの方々が、資料を準備して丁寧な説明をしてくださり、その後のまち歩きでも一緒に歩いて案内をしてくださるなど、大変お世話になりました。地域の皆さんのおかげで、改めて自分たちの地区を知り、防災について考えることができました。ありがとうございました。

 撮影してきた写真や説明してもらったことを、重ねるハザードマップなどを活用しながら、地図上にまとめ、防災マップを完成させます。

 

2年ものづくり体験学習

9月28日、2年生は、県立ものづくり大学校「ものづくり体験館」で、体験活動に取り組みました。グループに分かれて、ラジオ、錫の器、海老のニューバーグ風等、ズボンの裾上げ・ポーチ、バケツ型小物入れ、銅板アート、マルチボックスの制作にチャレンジしました。匠の皆さんの指導のおかげで、すばらしい作品が仕上がり、完成したときの達成感は格別だったようです。ものづくりの難しさと面白さ、奥深さを実感した1日でした。