令和4年度

2022年10月の記事一覧

トライやる・ウィーク

 地域に学ぶ体験学習「トライやる・ウィーク」を10月3日(月)~7日(金)(一部8日)に実施しました。昨年度、一昨年度は、コロナの影響で、地域での活動ができませんでした。今年度は、117名の2年生が、3年ぶりに、滝野地域を中心とした北播磨地域の46事業所で活動をさせていただきました。各事業所では、緊張しながらもいきいきと活動する生徒の姿をたくさん見ることができました。学校では得られない体験活動を通して、仕事の大変さや充実感、働いておられる方々のすごさを感じ、将来の職業や進路について考える貴重な機会となりました。

 翌週の学校では、それまでよりも大きな声の挨拶や「がんばったで。楽しかった。」という声など、生徒たちから、楽しく充実した、学びの多い1週間であったことが伝わってきました。コロナ感染拡大が続く中、快く生徒たちを受け入れ、ご指導くださった事業所の皆様に感謝いたします。

防災教育

 今年度、本校は兵庫県教育委員会より、近年多発する気象災害に対する防災教育の推進と防災体制の充実に取り組む「気象災害モデル校」に指定されています。

 防災教育として、1年生の総合的な学習で、学校防災アドバイザーの指導を受けながら、自分の住んでいる地区の防災マップづくりに取り組みました。

 10月4日、生徒たちは、地区ごとに分かれ、各地区の方々から、これまでの水害の様子や危険な場所、防災についての備え等についてお話を聞いた後、実際に地区内を回って、危険箇所や災害時に役立つ場所などの確認をしました。それぞれの地区では、区長さんや地区の様子をよくご存じの方々が、資料を準備して丁寧な説明をしてくださり、その後のまち歩きでも一緒に歩いて案内をしてくださるなど、大変お世話になりました。地域の皆さんのおかげで、改めて自分たちの地区を知り、防災について考えることができました。ありがとうございました。

 撮影してきた写真や説明してもらったことを、重ねるハザードマップなどを活用しながら、地図上にまとめ、防災マップを完成させます。

 

2年ものづくり体験学習

9月28日、2年生は、県立ものづくり大学校「ものづくり体験館」で、体験活動に取り組みました。グループに分かれて、ラジオ、錫の器、海老のニューバーグ風等、ズボンの裾上げ・ポーチ、バケツ型小物入れ、銅板アート、マルチボックスの制作にチャレンジしました。匠の皆さんの指導のおかげで、すばらしい作品が仕上がり、完成したときの達成感は格別だったようです。ものづくりの難しさと面白さ、奥深さを実感した1日でした。

1年わくわくオーケストラ教室

9月28日、1年生は、兵庫県が主催する「わくわくオーケストラ教室」に参加しました。兵庫県立芸術文化センターの立派なホールで、PACオーケストラの本格的な演奏や楽器紹介を聴きました。終演後には、「感動した!」という声が生徒の間で聞かれました。音楽の世界にどっぷり浸った後は、フルーツフラワーパークで梨狩りを体験しました。大きくておいしそうな梨を選んで、慣れないナイフでの皮むきに悪戦苦闘しながらも、実りの秋を満喫しました。