令和6年度 児童の様子
耐寒かけ足がんばっています!
12月4日(水)から始まった朝の耐寒かけ足は、12月20日(金)現在も続いています。朝、登校した子どもから運動場に出て走っています。「1日〇周以上走る」「耐寒かけ足期間を通して〇㎞走る」などの目標をもって子どもたちは頑張っています。
私が小学生(約50年前の南っ子)のときも耐寒かけ足があり、11月から2月末まで走っていました。当時は、運動場を出て学校近くの安取坂を下り、第2グラウンドを1周して再び運動場に戻ってくるというハードなコースでした。(復路の上り坂は特にきつく感じました)毎週金曜日には順位カードが配布されるので、1つでもよい順位をとることを目標に頑張っていました。現在の南っ子も同じように寒さに立ち向かい、毎朝元気よく走っています。
3学期は、1月15日(水)から再び耐寒かけ足がスタートし、1月25日(土)にはマラソン大会を予定しています。がんばって走る南っ子にご声援をよろしくお願い致します。
1月の詩は「積もった雪」
12月17日(火)の全校朝会は、全校詩の授業でした。授業では、1月の詩「積もった雪」をみんなで読み、内容を深め合いました。子どもからは、「雪がまるで人間のように描かれているので感情移入して読みやすい。」「上、下、中の雪の順にかかれているのは、中の雪が他の雪に比べて最もさみしい思いをしているからではないか。」などの意見が出ました。授業では、「さむかろな」「重かろな」「さみしかろな」の部分を気持ちを込めて読み合ったり、「上の雪、下の雪、中の雪」の順番を考えたりして、詩に込められた作者の思いを想像しました。1月の詩の暗唱は、新学期からスタートします。この詩がもつ優しさを子どもの「朗読」で味わっていただけたら幸いです。
南っ子フェスティバル開催!(縦割り班活動)
12月13日(金)の2・3時間目に、縦割り班活動「南っ子フェスティバル」を行いました。縦割り班の赤5班、白5班のそれぞれの班が協力してお店を開き、縦割り班の仲間との交流を深めました。それぞれの班のお店の名前を紹介します。
赤1班「ころがせ!ぼうけんパイプライン」、赤2班「イントロ~ドン!」、赤3班「ワクワクドキドキマグマ渡り」、赤4班「コンプリートをめざせ!何だゲーム」、赤5班「みんなで協力ぴったり1㎏」、白1班「以心伝心」、白2班「うまくならってごほうびゲット射的屋」、白3班「みんなで協力宝探し」、白4班「脱出なぞ解きゲーム」、白5班「みんなで協力してつなげようジェスチャーゲーム」
どのお店も、みんなで協力しないとできないものを考えていました。高学年が低学年を優しくリードする姿をたくさん見ることができた集会になりました。
出前授業(高岡天下溝)
12月12日(木)、4年生が天下溝について学習しました。講師として高岡在住の天下溝に詳しい地域の方に来ていただきました。講師先生からは、高岡が300年以上前は青野が原と呼ばれた野原だったこと、江戸時代に米の収量を増やすために開墾が始まったこと、水を確保するためにため池やため池から水をひく用水路が作られたこと、その先頭に立って指揮をとったのが大久保喜一郎(高岡稲荷神社に銅像あり)であったことなどを詳しく教えていただきました。
子どもたちは、加西市の了徳寺池から高岡へ水をひくために作られた天下溝以外にも多可町の糀屋ダムや加西市の普光寺川からも水をひいていることを知り、驚いていました。さらに、田への水を確保するために多くの井戸が作られたこと、井戸の水を汲みだすために「はねつるべ」という道具が使われていたことなどを知りました。
今回の学習を通して、水の大切さ、先人の知恵と苦労、それを引き継ぐ人々の努力等を実感できた時間となりました。講師先生ありがとうございました。
租税教室紙芝居(1・2年生)
12月11日(水)、1・2年生を対象に、やしろ納税協会租税教室を開催しました。納税協会の皆様が税金に関する紙芝居を紹介してくださいました。みんなが使うのに一人の力では作ることができないものを作るため、みんなのお金(税金)が使われていることを学びました。
学習を終えた1・2年生からは「税金の意味を知ることができてよかったです。」「税金でつくられたものを大事に使いたいです。」などの感想が出ました。
子どもたちが使っている教科書にも「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」という記述があります。税金の大切さを知ることができた貴重な時間となりました。
12月の集会(南っ子フェスティバルお店紹介、委員会からのお知らせ、児童会生活目標紹介)
12月10日(月)、集会がありました。まずは、全校生で今月の歌「ビリーブ」を歌いました。歌詞を味わいながら歌う子どもたちの美しい歌声が体育館に響きました。その後、13日(金)に予定している「南っ子フェスティバル」のお店紹介がありました。お店は、赤組5と白組5の10店です。現在、班ごとに高学年が低学年を上手にリードしながら準備を進めています。本番が楽しみです。
健康委員会からは、けが調査の結果とけがを防ぐ方法についての説明がありました。美化委員会からは年末大掃除の日とそうじの重点場所についてのお知らせがありました。
最後に、児童会から赤い羽根募金と12月の生活目標「3つの玉をみがいて学校と心もピカピカにしよう」についてのお知らせがありました。赤い羽根募金は10,194円集まりました。ご協力いただき、ありがとうございました。12月に入り、そうじ場所と心を磨く南っ子のそうじぶりが実にさわやかです。
5年生親子活動 しめ縄づくり開催
12月9日(月)、5年生が親子活動を実施しました。7名の地域の方にご指導いただき、しめ縄づくりに取り組みました。地域の方は、この日を迎えるまでにわらの調達やわら打ち等の準備を進めて下さっていました。当日は、しめ縄をつくる手順以外にも、農作業や生活で用いた昔の道具を紹介してくださいました。その後、親子で6つのグループに分かれてしめ縄を作りました。丁寧に分かりやすく教えていただいたおかげで1人で3~4つも作る子どももいました。地域の方々のおかげで、親子でしめ縄づくりを楽しむことができました。ご指導していただいた地域の皆様、ありがとうございました。
1年生と園児が交流しました!
1年生が、12月4日(水)に高岡育児園の年長組と、12月6日(金)に河高こども園の年長組を招いて交流しました。はじめの会では、小学校生活の楽しいところを紹介しました。その後、自分たちがつくった6つのお店(輪投げ、ボーリング、魚つり、つみ木積み、ストラックアウト、消しゴム落とし)に招待し、交流を深めました。それぞれのお店では、園児を楽しませようと、呼び込みをしたりルールを丁寧に説明したりする姿が見られました。終わりの会では、園児から楽しかったお店の感想とお礼の言葉が伝えられました。1年生にとってリーダーシップを発揮するよい機会となりました。
ふれあい音楽会を開催しました
11月30日(土)、ふれあい音楽会を開催しました。子どもたちは、この日に向けて1学期末から練習を積み重ねてきました。本番では、どの学年もこれまでの練習の成果を発揮して、保護者や地域の方々にすばらしい歌声と演奏を披露できました。また、PTAの方々には、歌とダンスで音楽会を盛り上げていただきました。子どもと一体となった出し物で会場全体が温かい雰囲気に包まれました。ありがとうございました。
ふれあい音楽会へ向けて
11月26日(火)の朝は、音楽朝会でした。週末に開催予定のふれあい音楽会へ向けて、全校生で歌う「さあ はじめよう 音楽会」、「ふるさと」の練習をしました。子どもたちの歌声は、体育館を包み込むようにやさしく広がりました。本番でも、運動会同様、全力で挑戦し続ける南っ子の姿が見られることでしょう。プログラムは、各学年の子供たちにふさわしい選曲がされています。仲間とともに歌い、演奏する子どもたちの姿をぜひご覧ください。
3年生親子活動 歯科指導を実施しました
11月22日(金)、3年生の親子活動で歯科指導を実施しました。講師として、小野・加東歯科衛生士会から、山田さんと上山さんが来校してくださいました。まず、はじめに山田さんからむし歯予防のお話を聞きました。次に、上山さんに、歯磨きがしっかりできているか歯の表面の汚れを確かめるプラークテストを実施していただきました。むし歯の予防は、歯磨きももちろん大切ですが、間食を減らすこと、砂糖がたくさん含まれている清涼飲料水を控えること、口内が乾燥するのを防ぐこと等が大切であることを教えていただきました。また、フッ素が虫歯予防に有効であり、フッ素入りの歯磨き粉で磨いたあとには口をゆすぎすぎてフッ素を流してしまわないよう気をつけること等も教えていただきました。健康な歯を守ることの大切さを親子で学ぶことができた貴重な時間となりました。
全校遊びを楽しみました
11月22日(金)の朝会は、全校遊びでした。今回の遊び担当は健康委員会です。まず、健康委員会が、全校生にじゃんけんゲーム「はやくにんげんになりたい」を説明しました。最初は、全員がたまごからスタートし、じゃんけんで勝つとたまごからひよこ、ひよこからうさぎ、うさぎからさると進化し、最後にさるからにんげんへと進化できればゴールというゲームです。最後に、にんげんに進化するためには、たてわり班担当の先生とじゃんけんをして勝たなければなりません。最後の先生とのじゃんけんで勝った子どものうれしそうな表情、負けた子どものくやしそうな表情、そばで見守る先生の温かい表情、どの表情もすてきでした。
4年生親子活動もぅ~もぅ~スクール実施
11月20日(水)、4年生が親子活動を実施しました。実施にあたって、兵庫県酪農農業協同組合の生産指導部の皆様にお世話になりました。酪農のお話、模擬搾乳体験、牛乳のお話、バターづくりの順で学習しました。子どもたちは、酪農家の方からお仕事の話を聞いたり搾乳体験をしたりすることで、牛乳を身近に感じるよい機会となりました。最後に、生クリームと牛乳をシェイカーに入れ、しっかりとふってバターをつくる体験学習を親子で楽しみました。
元気アップチャレンジスタート
11月18日(月)から29日(日)までの2週間、「元気アップチャレンジ」がスタートしました。この取組は、体調を崩しやすいこの時期に、早寝・早起き・朝ごはんなどの基本的な生活習慣をより一層意識させることによって、健康な体づくりを推進していくことがねらいです。
親子でその大切さを考えられるようにチェックシートを配布しています。チェックシートには、早寝・早起き・朝ごはんの他に、排便、歯みがき、アウトメディア(テレビ、携帯、パソコン等のメディアにふれない時間)の項目があります。子どもは、家で毎日記入し学校で提出しています。
11月19日(火)の朝会では、養護教諭から子どもたちへ、朝ごはんを食べること、メディアの使用時間を考えること、睡眠時間をしっかりとること等の大切さを伝えました。この取組を通じて、健康への意識が高まることを期待したいと思います。
滝野地域小中合同あいさつ運動
11月18日(月)の朝、滝野中学生が、本校校門と通学路の交差点に立ち、あいさつ運動を実施してくれました。これは、夏休みに滝野東小学校と滝野南小学校児童会と滝野中学校生徒会が話し合って決めた取組です。あいさつのスローガンは、「滝っ子 3つのあいさつ ①大きな声で ②目を見て笑顔で ③自分から」です。子どもたちは、久しぶりに出会った本校卒業生に笑顔であいさつを交わしていました。この取組がきっかけとなり、あいさつの輪が滝野地域全体に広がることを期待したいと思います。
「活用・表現力」の育成に向けた国語科の研究発表会を開催しました
11月15日(金)、国語科の研究発表会を開催しました。市内外の学校の先生方が本校の取組を参観に来られました。見ていただいたのは、3遍の詩の群読の発表(低学年・高学年・全校生)と1年生から6年生までの国語科の授業です。低学年(1~3年生)で「ともだち」を、高学年(4~6年生)で「空をください」を、全校で「かぼちゃのつるが」を群読しました。群読では、動きをつけて読んだり、ソロや、少人数、学年全体、全体等人数に変化をつけて読んだり、声の強弱をつけて読んだりと工夫して読む様子を、授業では、友だちの意見とつなげて学習を深める様子を見ていただきました。南っ子の「やる」を選ぶ姿、全力を出しきる姿にたくさんのお褒めの言葉をいただきました。この研究発表会を通して、子どもも教師もともに成長できました。
滝野地域小学校人権教育講演会(5・6年生)開催
11月8日(金)、滝野地域人権教育講演会が開催されました。南小と東小の5・6年生が東小学校体育館で、小林祐梨子さんのお話を聞きました。小林さんは、須磨学園高校在学中に全国高校駅伝2区20人抜き、世界ユース選手権銀メダル、卒業後も日本選手権優勝、北京オリンピック出場と華々しく活躍されました。競技生活を引退された後は、スポーツコーディネーターとしてご活躍中です。
講演では、「夢に向かって~今できること、今しかできないこと~」と題して、目標をもつことの大切さについてお話してくださいました。具体的には、目標を紙に書いたり周囲の人に宣言したりすることで目標が達成しやすくなること、好不調の波は誰にもあることで不調のときこそ自分を支えてくれる人の存在が大きいこと、それらの人に感謝の気持ちをもつことができればがんばる力が湧いてくることなどを教えていただきました。自身の体験談を感動的なエピソードを交えながら分かりやすくお話をしてくださいました。小林さんのお話から、子どもたちは夢に向かう力をいただきました。
加東市陸上・北播陸上に向けて練習開始
9月30日(月)から、10月12日(土)に開催される加東市小学生陸上競技大会と、11月3日(日)に開催される北播小学生陸上競技大会へ向けて練習を開始しました。参加者は、4年生以上の出場を希望した児童です。放課後の時間を使って練習をしています。100m走(男女)、男1500m(男子)、800m(女子)、80mH(男女)、走り幅跳び(男女)、ジャベリックボール投げ(男女)、4×100Mリレー(5年、6年男女別)等の種目に出場します。会場は、両大会ともに三木総合防災公園陸上競技場です。出場する児童の保護者様には引率、応援等でお世話になります。よろしくお願いします。
5・6年生が加東市小高連携P.E.(体育)マスター派遣の授業を受けました
9月30日(月)の5・6時間目に、5・6年生が社高校の体育の先生と体育科の生徒4名のサポートを受けて、跳び箱の学習をしました。小高連携は、子ども自ら進んで「健やかな体」を育めるよう運動習慣の定着と体力の向上を図ること、高校生が模範演技、児童の補助、学習支援を小学生に行うことで将来の夢を膨らませることを願い、加東市が数年前から実施している事業です。
今回の体育科の授業では、5時間目に6年生が、6時間目に5年生が、「頭はねとび」にチャレンジしました。まずは、「頭はねとび」の動作の中で両足でける感覚をつかむために、体育館の舞台の上で三点倒立の姿勢をつくった後に、床に積み重ねた安全マットへと跳ねて着地する練習を繰り返しました。跳ねる感覚をつかんだ後には、実際に跳び箱の上で三点倒立の姿勢から跳ねて安全マットの上に着地する練習をしました。いずれの練習にも高校生が補助について安全を確保するとともに、跳ねるタイミングを教えてくれました。最後に、子どもたちの動きが上手になってきたところで、大きくはねる動作を意識させるために、補助をする高校生が個々の子どもに合わせてはねる高さを示してくれました。わずか1時間の練習でしたが、子どもたちの動きが見違えるようによくなり上達することができました。
授業の最後には、子どもたちが授業の感想を伝えるとともに、一人一人が高校生にお礼の言葉を伝えました。高校生は、子どもたちに目線を合わせて真剣に聞いてくれました。南っ子と高校生との間に温かなつながりができました。
3年生出前授業「旅する蝶呼び込み隊」によるアサギマダラのお話
9月27日(金)の5時間目、3年生が総合的な学習の一環として、アサギマダラの出前授業を受けました。1学期同様、「旅する蝶呼び込み隊」の皆様にお世話になりました。アサギマダラが春は南から北へ、秋は北から南へ移動する理由を、劇にしてわかりやすく説明してくださいました。もうすぐアサギマダラが、南下する時期に入ります。昨年度は、本校へ10月13日に飛来しました。今年度も子どもたちともにアサギマダラの飛来を楽しみに待ちたいと思います。